ご依頼までの流れと伐採料金

住宅地や道路などの生活圏内で伐採作業を行う場合、森林内の伐採と同じ方法は使えません。

伐採時に木の倒れる方向をコントロールしないと、建物や車を傷つける恐れがあります。また、伐採した木や枝が地上で跳ねて、思いもしない方向に飛んでいくこともあるし、伐採の反動によって根元が振れることもあります。

使える装備や機材、作業スペースにも制限があり、伐採した木や枝の処分や、騒音、振動など、ご近所への配慮も必要です。

我々は長年林業に携わり、たくさんの現場を経験してきました。場所によっては単に木を切り倒すだけでなく、高木の先端から少しずつ幹を切り落としていく伐採方法や、伐採した樹木や枝をコントロールしながら落としていく技術も必要になります。

弊社は道路や鉄道のそば、橋梁やトンネル、電線・電柱に近い場所など、特殊伐採の技術を生かした施業実績が多数あります。また、著名な神社仏閣から、境内にあるご神木の伐採、剪定や、所有林の管理といったご依頼もいただきます。

林業のプロが持つ特殊伐採の技術を生かし、特殊伐採、高所伐採、樹上剪定　大木の伐採・搬出・処分、台風や災害による倒木など、どんな伐採事例にも対応します。

ご依頼までの流れ

伐採のご依頼から作業までの流れと、伐採費用の算出方法をご紹介します。

●　無料ご相談
まずはメールにてご相談ください。その際に木の本数や種類、現場の状況をお聞きします。事前に撮影した現場の写真等があると状況がわかりやすいので、ぜひご協力ください。

●　伐採現場の調査
林業のプロが現場に伺い、木の状況などを確認させていただきます。また、お客様のご要望等があれば、事前にお聞きします。

伐採に必要な装備や人数は現場によって違うので、木の本数や状態を見ながら調査を行います。

●　見積の作成
伐採現場の調査結果を踏まえた上で見積を作成します。作業内容と費用にご了承をいただければ、伐採作業に入ります。

●　作業日を確定
お客様のご要望をお聞きして作業日を確定いたします。天候によっては作業予備日を設定する場合もあるのでご了承ください。

●　現地作業
現地で伐採作業を行います。

伐採費用は樹木の高さと太さを合わせて算出します。例えば高さ5m、太さ20cmの木を5本伐採した場合、(9,000 + 12,000) × 5 ＝ 105,000円となります。

他に伐採した木を処分するためのトラック運搬費用が必要です。上記の例では軽トラックもしくは2トントラックが１台必要になります。運搬費用には交通費・駐車料金・産廃処分料がすべて含まれています。

剪定・間伐の場合や、特に難易度の高い現場、特殊な機材や装備が必要な現場は、別途お見積りさせていただきます。

※交通費・駐車料金・産廃処分料含む

倒木の処理

倒木やかかり木の処理は、林業のプロによる特殊伐採の技術が必要です。

台風や大雨による倒木は、道路の切断や停電などの原因になります。しかし、倒木の処理は非常に難しく、場所によっては高所作業車やクレーン車が必要となるため、災害発生後も長期にわたって通行止が続いたり、停電から復旧しないことがよくあります。

スギやヒノキなどの針葉樹を見ると、一見まっすぐ立っているように見えますが、枝葉の状態によっては重心が不安定な場合があります。そのため、不用意に伐採すると思わぬ方向に倒れて大事故を引き起こします。

倒木の場合はなおさらで、木の歪みやねじれは外観だけではわかりません。中途半端に倒れたり他の木に寄りかかっている状態でチェーンソーを入れると、突然木が裂けたり、ねじれた幹や枝が飛んでいくので非常に危険です。

また、台風などの災害で倒木が電線や建物に掛かると、高所作業車で少しずつ切断したり、クレーン車を使って木を吊り上げながら伐採するので、処理に時間がかかります。

倒木やかかり木の処理は、林業のプロによる特殊伐採の技術が必要です。

山いちば　山林売買・仲介

山をもっと身近に！山林を所有する楽しさやメリットを知ってください！
山いちばが山林の売買や管理を全力でサポートします。

山林は不動産や家屋と同じ財産であり、スギやヒノキを植林し成長させることによって得られる利益には投資と同様の価値があります。また、山林は国土の大部分を占める貴重な資源でもあります。

また、山林所有者は、税金や必要経費の面で様々なメリットがあり、維持管理にも補助金や森林組合などのサポートがあります。

専門業者による買い取り、第三者への売買、企業向け販売などの方法により、お客様が所有する山林の売買・仲介業務を行います。

山林の価格は、土地と立木をそれぞれ別途で査定します。土地については地目や接道状況・傾斜などを考慮し、立木については樹種、樹齢、手入れ状況などを調査した上で、市場の木材価格を参考に算出します。

土地に価値がない場合でも、生えている木が高く売れたというケースはよくあります。プロの目による的確な査定が可能です。